
ドイツ:連立交渉は来週も継続、「最終段階に近づく」
(Adnkronos) – ドイツで連立政権を樹立するためのCDU/CSUとSPDの協議は、来週も継続される。Dpa通信が、キリスト教民主同盟とキリスト教社会同盟からなる保守派ブロックの有力議員の話として報じた。フリードリヒ・メルツ氏(次期首相の有力候補)は、2月23日の選挙直後、復活祭までに新政権を発足させたいと述べていた。 交渉の長期化は、企業関係者から批判を浴びており、交渉にあたる代表者たちは、ドナルド・トランプ大統領の関税発表によって、完全な機能を備えた政府の必要性が高まっていることから、圧力を感じている。しかし、解決策はすぐには見つかりそうにない。CDUの有力者であるトルステン・フライ氏は、次の交渉ラウンドを前に、「まだ先は長い」と隠そうとしなかった。「そのため、来週までずれ込むと予想している」。しかし、両党は前進しており、「互いに歩み寄っている」とフライ氏は付け加えた。「あとは、障害を取り除くことだ」。 財政問題が主な争点となっており、CDU/CSUブロックは財政削減を目指しているのに対し、SPDは社会支出の保護を求めているとみられる。しかし、CSUのアレクサンダー・ドブリント氏によると、協議は「ゆっくりと最終段階に近づいている」という。「今日と週末には大きな進展があるだろう」。 …