(Adnkronos) – 北朝鮮は、東海岸のカルマ地域に大型海水浴場リゾートを完成させました。聯合ニュースが北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)を引用して報じたところによると、新しい観光地の完成式典は火曜日、北朝鮮の指導者が出席し、「盛大に」行われました。平壌の通信社によると、新しい施設はホテルやその他の宿泊施設の複合施設で、約2万人の宿泊客を収容できるということです。リゾートにはスポーツ施設があり、レクリエーション活動や飲食サービスも提供しています。
金委員長は式典でテープカットを行い、大きなウォータースライダーのある屋外プールやいくつかのホテルを含むリゾートエリアを視察し、国が長い間注力してきたものが「輝かしい現実」になったと強調しました。金委員長はまた、このプロジェクトに対する深い感動を表明し、今年の最大の成果の一つであると述べました。
「元山カルマ海岸観光地は、北朝鮮の観光文化の発展において主導的な役割を果たすべきだ」と金委員長は述べ、管理責任者に対し、観光客に最高の快適さとレクリエーションスペースを提供するよう勧告しました。(続く)
カルマリゾートは、北朝鮮の文化観光開発の第一歩となるだろうと金委員長は述べ、次の第9回朝鮮労働党大会では、カルマプロジェクトから得られた教訓に基づき、「できるだけ早く」他の地域にも大規模な観光地を開発するための重要な計画が承認されるだろうと述べました。元山カルマ海岸観光地は、7月1日から観光客に開放されるとKCNAは付け加えました。
金委員長は、娘のジュエ氏と妻の李雪主氏とともに式典に出席しました。李夫人は、2024年1月1日の新年の芸術公演以来、初めて公の場に姿を現しました。KCNAが公開した写真には、式典中、金委員長と娘のジュエ氏の隣に立ったり座ったりしている李夫人の姿が写っています。李夫人は白いシャツに黒いワイドパンツを着用し、一部メディアによると、グッチのバッグを持っているように見えるとのことです。
式典には、ロシアの駐北朝鮮大使と大使館員が招待されており、外国人観光客の中にはロシア人も含まれることが示唆されています。