米国:ニューヨークでもICEへの抗議活動で混乱、80人以上が逮捕

11 Giugno 2025

(Adnkronos) – ロサンゼルスだけではない。ニューヨーク中心部のロウアー・マンハッタンで行われた連邦機関ICEへの抗議デモは、夜間にデモ参加者と警察の激しい衝突に発展し、80人以上が逮捕され、中心街の路上で混乱が生じた。ニューヨーク・ポスト紙によると、数千人がフォーリー・スクエアに集まり、市内で行われている強制送還に抗議し、「ICEを廃止せよ」「ICEをニューヨークから追い出せ」と叫んだ。数時間にわたる平和的な抗議の後、日没とともに騒動が勃発し、警官への物の投げつけ、警察による唐辛子スプレーの使用、そしてビデオに記録された乱暴な逮捕劇が発生した。 

参加者の中には、ブルックリンの議員シャハナ・ハニフや市民擁護官ジュマーン・ウィリアムズなどの公人もおり、彼らはICEの活動への支持疑惑についてエリック・アダムス市長を厳しく非難した。「市長はトランプと協力して、私たちの街を軍事化している」とハニフは述べた。ウィリアムズは、ニューヨーク市警が「ICEによる市内の拉致」を許していると非難した。マンハッタンの抗議活動は、連邦機関に対する全国的な動員の高まりの中で行われており、サンフランシスコ、シアトル、シカゴでも同様のデモが行われたほか、ロサンゼルスでは長期にわたる騒動が続いている。 

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米国、ブラウン大学銃乱射事件後、グリーンカード抽選の即時停止

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