(Adnkronos) – ナイジェル・ファレージ氏率いるポピュリスト、反移民政党「改革UK」は、リバプール近郊のランコーン地区でわずか6票差で労働党から議席を奪取した。「改革にとって素晴らしい夜だった。市長選で1つか2つ惜しくも敗れたが、素晴らしい夜だった」と、ファレージ氏は早速、候補者サラ・ポチン氏の勝利についてコメントした。この勝利は、ケア・スターマー氏率いる労働党政権にとって初めての地方選挙で、強い政治的意味合いを持っている。
労働党の広報担当者は、この種の選挙は「政権与党にとって常に難しい」と強調し、「僅差での敗北」は「変化のための計画の道をより速く進むよう政府を促す」必要があると指摘した。しかし、ある大臣はBBCに対し、わずか6票差で負けるのは「残念だ」と語った。ポチン氏は38.7%の票を獲得し、昨年の選挙から20%以上増加したのに対し、労働党候補者は同じ割合で14%減少した。