(Adnkronos) – チュニスの中心部では、アラブの春のきっかけとなった、いわゆるジャスミン革命の始まりから15年を記念して、数千人が広場に集まりました。2010年のこの日、行商人のモハメド・ブアジジは、チュニジアの経済的・社会的状況に抗議するため、南西部のシディ・ブジッドで焼身自殺を図りました。彼は18日後、26歳で亡くなりました。数週間のうちに運動は全国に広がり、23年間の権力掌握の後、2011年1月14日にジン・エル・アビディン・ベン・アリ政権の崩壊で最高潮に達しました。
今日のデモは、追悼であると同時に、カイス・サイード大統領に対する抗議の瞬間でもあります。「民主化移行期に憲法上および制度上の構築、表現の自由とメディアの自由において達成された成果にもかかわらず、ポピュリストの言説は、誤り、困難、意見の相違を利用して、集団意識に忍び込んできた」と、市民権団体が発表した声明には記されています。