(Adnkronos) – 左派連合「チリのための統一」は、昨日行われた上院の一部と下院の改選のための議会選挙で最も多くの票を獲得した勢力として確立されました(上院の16選挙区のうち7人の上院議員と、下院の全155人の議員)。
チリ選挙管理委員会のデータによると、ほぼすべての票が数えられ、約86%の投票率を記録したこの選挙で、左派連合は上院で32.2%、下院で30.6%の票を獲得しました(後者では61議席)。この選挙は大統領選挙と同時に行われ、連合の候補者であるジャネット・ハラ氏が第2回投票に進むことを確実にしました。
与党の後ろには、極右連合「チリのための変革(Cambio por Chile)」が続き、上院で25.4%、下院で23.0%の票を獲得しました。「チリのための変革」には、大統領選挙で2位を獲得したホセ・アントニオ・カスト率いるチリ共和党と、その党首ヨハネス・カイザーが大統領候補として立候補し、決選投票から除外されたものの、結果を受けてカストへの支持を表明した国民自由党が含まれます。伝統的な右派連合「チリ大統一(Chile Grande y Unido)」は、有効票の5分の1以上を獲得し、上院で約24.3%、下院で21%以上を獲得し、34議席を保持しています。(続く)
右派の人民党はそれぞれ10.5%と12.0%の票を獲得し、下院で14議席を確保しました。緑の党、地域主義者、人道主義者の同盟は、上院でほぼ4%、下院で7%に達し、3議席を獲得する見込みですが、他の政党は1%の票にも届きませんでした。
これらの結果は、大統領選挙でも明らかだった顕著な二極化を示しています。一方では、極右が伝統的な右派を上回り、ポピュリスト右派も勢力を拡大しています。他方では、「チリのための統一協定」内で、民主主義党、社会党、急進党、自由党で構成される民主社会主義の中道左派は、ガブリエル・ボリッチ大統領の広範戦線とハラ氏の共産党という同盟勢力に追い抜かれました。