米国、共和党員3名がトランプ氏が指名したクウェート大使の承認に反対

28 Ottobre 2025

(Adnkronos) – 外交委員会の共和党上院議員のうち少なくとも3人が、ドナルド・トランプ氏が指名したクウェート大使アメル・ガリブ氏の承認に反対票を投じる用意があると発表した。今日のポリティコ紙の報道によると、これら3人の上院議員の立場表明に、4人目の反対票が加わる可能性があり、ミシガン州ハムトラムク市の市長の指名が危うくなっている。この市は、選挙で選ばれる幹部全員がイスラム教徒であり、2024年9月には、バイデン・ハリス政権がガザ戦争をどのように扱っているかに対する抗議の意を込めて、トランプ氏への支持を表明していた。 

先週の承認公聴会で、ガリブ氏は民主党と共和党の両方から厳しく追及され、反ユダヤ主義と見なされる発言について指名された大使を非難する点で珍しい一致を見せた。特に、ハマスの攻撃中の女性や未成年者への強姦を否定した発言、サダム・フセインを「殉教者」と呼び、ムスリム同胞団を「インスピレーションの源」と称し、イスラエル関連船舶へのフーシ派の攻撃を支持した発言がガリブ氏に問われた。 

市長はまた、ハムトラムク市議会が、イスラエルに対するボイコット、投資撤退、制裁を求めるBDS運動を支持する決議を承認したことについても非難された。したがって現時点では、トランプ氏が指名した人物は、共和党が2票しか失うことが許されない外交委員会の審査を通過するのに必要な票を得られないだろう。 

Don't Miss

NATO、ルーマニア:「米国は東側国境での軍事プレゼンスを削減するだろう」

(Adnkronos) – 米国はNATOの東側国境における軍事プレゼンスを部分的に削減する。ルーマニア国防省が発表したもので、ワシントンが「同盟内の複数の国に駐留する部隊を持つ旅団の欧州でのローテーションを停止することを決定した」と説明した。見直し後も、約1,000人の米軍兵士がルーマニアに留まる。ルーマニアは黒海におけるNATO防衛の戦略的要衝であり続けている。 …