(Adnkronos) – 「併合に抵抗する」。これは、事実上独立している台湾の「主権」防衛を主張する台湾の頼清徳総統が示した「使命」であり、中国は台湾を「反逆 province 」とみなし、「再統一」を求めている。
中国は「台湾を代表する権利はない」と、近年、政治的にも軍事的にも台湾への圧力を強めているという中国の非難に続いて述べた。「中国と台湾は互いに従属していない」。「総統として、私の使命は、私たちの国家が抵抗し、進歩を続け、2300万人の国民を団結させることである」と、台湾の建国記念日の演説で述べた。「併合に抵抗するという公約も守っていく」
この発言は、5月から政権を握る頼氏を名指しで批判した台湾問題担当の朱鳳蓮国務院台湾事務弁公室報道官が、台湾住民の「祖国」となり得ない巨大なアジアの国についての声明で緊張を高めていると非難した後のものだ。
頼氏は、これに対し、台湾では「民主主義と自由が育ち、花開いている」と反論した。彼は、自分の「使命」は、「人々の生命と財産を守る」ことであると同時に、「国防を強化する」こと、そして「民主主義国家とともにある」ことであると述べた。賴氏は、「力による平和を保障するためにともに抑止力を示す」、「経済を積極的に発展させる」、「経済成長の成果をすべての国民が享受できるようにする」ことについて語った。
待望の演説の中で、台湾にとっての「課題」として、気候変動だけでなく、「権威主義の拡大」も挙げ、「これは、規範に基づく国際秩序に対する一連の課題を意味し、自由で民主的な生活様式を脅かしている」と述べた。したがって、「国防、経済、防災、そして「民主主義」の観点から、台湾のレジリエンスを強化しなければならない」と確信しているという。
「台湾は、台湾海峡の平和と安定へのコミットメントを維持することを決意している」と述べ、北京と協力して、「気候変動への対応、感染症との闘い、地域の安全保障の維持、相互の平和と繁栄の追求」に取り組む用意があると述べた。そして、「中国が国際社会の期待に応え」、「国際的な責任を果たし」、「台湾とともに、地域と世界の平和、安全、繁栄に貢献する」ことを「期待する」と述べた。