(Adnkronos) – 過去48時間でインド東部のジャールカンド州とビハール州を襲った落雷により、少なくとも21人が死亡、多数の負傷者が出た。地元当局によると、犠牲者のほとんどは、落雷に見舞われた際に畑で作業をしていたという。
ジャールカンド州では12人の死亡が報告され、隣接するビハール州では9人が死亡した。「過去48時間で、ジャールカンド州のさまざまな地区で少なくとも12人が落雷で死亡し、他に7人が重傷を負った」と政府関係者は述べた。地元報道によると、同州で最も被害が大きかったのはギリディとドゥムカの地区で、次いで西シンブーム地区だという。
「ビハール州では、少なくとも9人が落雷で死亡し、数人が負傷した」と国営全インド放送は報じた。当局は、モンスーンの時期には、屋外で特に注意が必要であり、落雷に突然襲われる可能性があるため、住民に雷雨の間は屋内に留まるよう促した。一方、インド気象局は、両州で明後日までの大雨と落雷の警報を発令した。インドでは毎年、モンスーンの時期が始まると、何百人もの人々が落雷で死亡している。