(Adnkronos) – 親欧州派のワルシャワ市長、ラファウ・トゥジャスコフスキと、国粋主義者の歴史家カロル・ナヴロツキは、昨日の第1回投票での接戦の後、6月1日にポーランド大統領選挙の決選投票で対決する。国営テレビTvpのイプソスによる世論調査によると、トゥジャスコフスキ氏は31.2%の票を獲得し、現職のアンドレイ・ドゥダ大統領が率いる保守政党「法と正義」(PiS)が支持するナヴロツキ氏の29.7%を上回った。「この結果は、私たちがどれほど強く、断固たる決意を持たなければならないかを示している」とトゥジャスコフスキ氏は、国の東部サンドミエシュのスタジアムで支持者に語った。
この投票は、極右の台頭を浮き彫りにした。自由主義者のスラヴォミール・メンツェン下院議員と反ユダヤ主義者のグジェゴシュ・ブラウン欧州議会議員の2人の代表者が合わせて約22%の票を獲得した。
この投票は、2023年から政権を担っている中道派で親欧州派のドナルド・トゥスク首相の政権の将来にとって決定的である。中絶の権利や性的少数者の権利についても大きな意味を持つ。国粋主義者の候補者は支持者に感謝し、決選投票での勝利は現在の連立がポーランドで権力を「独占」することを阻止すると述べた。