台湾:中国の戦闘機41機と艦船が島周辺に、大統領の初の外遊は明日

29 Novembre 2024

(Adnkronos) – 中国による台湾への圧力は続いている。台北の国防省は、中国が自国領土と主張する台湾周辺で、24時間に33機の軍用機と8隻の軍艦の存在を確認したと発表した。台北からの発表によると、21機の航空機が、中国が認めていない、いわゆる台湾海峡の中間線を越えたという。また、Xを通じて報告されたように、ここ数日に「迎撃」されたのに続き、中国の気球の存在も報告された。このニュースは、1月の選挙後、5月に台湾の蔡英文総統が就任して以来初の外遊に出発する前日に飛び込んできた。 

7日間のマーシャル諸島、ツバル、パラオへの訪問は、台湾の12の同盟国のうち、中国寄りの「一つの中国」の原則に同意せず、台湾政府を承認している唯一の国である。台北の大統領府が確認し、中国国営の新華社通信が報じたところによると、この訪問には、ハワイとグアムへの立ち寄りも含まれるという。この立ち寄りによって、中国の怒りはさらに増している。 

中華人民共和国は、頼清徳氏を「危険な分離主義者」とみなしており、台湾の指導者が米国領土を通過することに常に強く反対してきた。台北が戦闘機とミサイル防衛システムを使った軍事演習を実施したことを確認した一方で、北京では昨日、「台湾独立」に向けたあらゆる試みを中国軍は「断固として粉砕する」と述べた。これらの動きは、台湾周辺での中国による新たな軍事演習の可能性についての噂が飛び交う中で行われた。 

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ドイツ:憲法裁判官の任命をめぐり与党が分裂、投票延期

(Adnkronos) – 憲法裁判官の任命をめぐり、ドイツの連立政権は分裂し、承認投票の延期を余儀なくされた。今朝、社会民主党(SPD)の議員らは、投票の数時間前に、メルツ首相率いる中道右派ブロック(CDU/CSU)がSPDの指名候補者への支持を突然撤回するという決定について、緊急会合を開くと発表した。  保守派による候補者、フラウケ・ブロジウス=ゲルスドルフ法学教授への批判は、中絶に関する彼女の立場と、新型コロナウイルス感染症のパンデミック中のワクチン接種義務への支持に集中している。  保守派の一部からの抵抗にもかかわらず、彼女の選出は確実視されていた。メルツ氏も数日前には支持を表明していた。しかし、今朝、CDU/CSU議員団は驚くべき行動を取り、SPDに対し、連邦議会(下院)の本会議の議事日程からブロジウス=ゲルスドルフ氏の任命承認投票を削除するよう求めた。(続く)  Dpaが引用した情報筋によると、中道左派が要求を受け入れなかった場合、保守派は投票で棄権し、候補者は必要な3分の2の過半数を大きく下回ることになったという。ドイツの通信社が引用した中道右派の情報筋は、ブロジウス=ゲルスドルフ氏に対する盗作疑惑が昨日浮上したと語った。  この論争は、同国の最高裁判所への任命における長年の合意の伝統を断ち切り、メルツ氏の連立政権を発足からわずか2カ月で劇的な分裂の危機にさらしている。  ここ数日、カールスルーエの憲法裁判所の判事任命をめぐる緊張が高まっていた。CDU/CSUの候補者であるギュンター・スピナー氏は、ドイツのための選択肢(AfD)の票に頼ることなく過半数を獲得するための個人的な戦いを繰り広げている。保守派の指導者たちは、必要な支持を得るために左翼党(Die Linke)との協議を開始することに消極的であり、秘密投票を進めることに前向きであることを示唆したが、スピナー氏の承認のためにAfDの票に頼るかどうかについては疑問が残った。   …