(Adnkronos) – ミャンマーでは、2021年から権力を握る軍事政権が組織した選挙の第一段階が昨日行われた後、軍が支援する連邦団結発展党(USDP)が勝利を主張しています。「開票が終了した下院の選挙区では、合計102議席中82議席を獲得しました」と、党の匿名関係者がAFP通信に語り、首都ネピドーの8つの選挙区での勝利を主張しました。
公式結果はまだ発表されていません。3段階で行われる投票は、1月11日と25日に続きます。
ミン・アウン・ライン将軍率いる軍事政権が権力を掌握し、内戦を引き起こした2021年2月のクーデター以来初めての選挙は、軍によって民主主義への回帰として提示されましたが、多くの声は、不正行為によって特徴づけられた「信頼できない」選挙を通じて政権を永続させようとする試みであると非難しています。アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)は、クーデター後に解散されました。1991年にノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチー氏は、依然として投獄されています。国内の多くの地域は反政府勢力の手にあり、軍は概ね5つの選挙区のうち1つで投票を実施できなかったことを認めています。