(Adnkronos) – 英国人男性がモスクワのためにスパイ活動を行った容疑でウクライナで逮捕された。ウクライナ保安庁は、逮捕された人物が元英国軍兵士であり、彼に対する捜査はロンドンの情報機関と協力して行われたと発表した。有罪と認められれば、最高12年の懲役刑に直面する。
ウクライナ保安庁(SBU)によると、この男は昨年初めにキエフ軍を訓練する教官としてウクライナに渡航したという。その後、「楽な金儲け」を約束されてロシアの諜報機関FSBに採用されたとされる。ウクライナの治安当局は、この男がキエフ軍に関する情報をモスクワの諜報機関に渡し、テロ攻撃を計画したと非難した。
彼がロシア側に共有した情報の中には、ウクライナ南部の軍事訓練センターの座標や、ウクライナ軍のために働く外国人教官に関する詳細が含まれている。この男はまた、即席爆発装置の製造方法に関する指示を受け、2つの装填済み弾倉を持つ拳銃の入手場所に関する指示を受けたとされている。