(Adnkronos) – 上院では本日、38日目に突入した政府機関閉鎖を終わらせるための採決が再び行われるが、民主党は共和党のジョン・スーン院内総務の提案を受け入れるつもりはないようだ。スーン院内総務は、政府を1月まで資金供給するつなぎ措置に、退役軍人プログラムと食料補助金を1年間保証する措置を組み合わせた。「それが彼らが求めていたことだ」と共和党の院内総務は述べた。
「スーン院内総務は交渉のテーブルに着かないことで、自らに利益をもたらしていない」と、法案通過に賛成票を投じる可能性のある民主党議員の一人と見なされているジャッキー・ローゼン上院議員は反論し、本日行われる手続き上の採決では反対票を投じると発表した。この採決では、60票の特別多数決に達するために少なくとも6人の民主党議員の賛成票が必要となる。したがって、政府機関閉鎖開始以来14回にわたってそうであったように、本日もこの多数決は達成されないと予想される。
共和党は、政府機関閉鎖を終わらせる方法を模索している中道民主党議員のゲイリー・ピーターズ、ジーン・シャヒーン、アンガス・キングのグループを頼りにできるが、共和党の大多数は会議で、スーンの提案には、ホワイトハウスと共和党がその後の実際の歳出法案交渉で、1月に期限切れとなるオバマケアの連邦補助金更新を盛り込むという十分な保証が含まれていないと判断した。