(Adnkronos) – ポルトガルの少数派政府は、外国人によるポルトガル市民権取得の規則を厳格化する新法を提案するため、極右政党シェガと合意に達したと当局が報じた。ポルトガル議会での法案の最初の採決は本日予定されている。この法案は、ポルトガル市民権取得に必要な期間を延長するものだと、議会の与党連合の長であるウーゴ・ソアレスは述べた。「今日、ポルトガルは市民権取得がより困難になるヨーロッパ諸国のグループに加わる」とシェガの党首アンドレ・ヴェントゥーラは述べ、両党が数ヶ月にわたる交渉中に「譲歩」したことを付け加えた。
シェガは、昨年5月の選挙後、主要な野党となった。この選挙の結果、中道右派の指導者ルイス・モンテネグロは首相に返り咲いたが、政府の過半数を占めることはできなかった。シェガは移民に対して積極的なキャンペーンを展開し、2024年末までにポルトガルには150万人以上の外国人が居住しており、これは2017年の約4倍にあたり、人口の約15%に相当するというデータを利用した。