セルビア、議会前で銃撃、ブチッチ氏は「テロ行為」と発言

(Adnkronos) – セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領は、ベオグラードの議会前で発生した事件について「テロ行為」と述べた。この事件では、70歳の男が銃を乱射し、57歳の通行人が重傷を負って現在病院に入院している。銃撃犯はその後警察に逮捕され、発砲後、ブチッチ氏の支持者のブースに火を放った。 

ブチッチ氏は、銃撃犯について「この卑劣で臆病な行為は、国家安全保障のために16年間働いていたが、90年代に解雇された市民によるものだ」と説明した。「銃器の使用と政治的動機はテロ行為に当たる」とセルビア大統領は付け加えた。 

警察官に取り押さえられた銃撃犯は、「私に撃ってほしかったから撃った」そして「街の中心にブチッチ支持者のテントがあるのが気に食わなかったからだ」と語った。