ボリビア、中道右派のパス氏が大統領に選出:20年間の社会主義に終止符

20 Ottobre 2025

(Adnkronos) – ボリビアでは、中道右派の大統領、ロドリゴ・パス上院議員が選出され、20年間の社会主義に終止符が打たれました。最高選挙裁判所が発表したところによると、開票率97.8%の時点で、パス氏は対立候補である右派のホルヘ・”トゥト”・キローガ元暫定大統領の45.4%に対し、54.6%の票を獲得しました。このニュースはラパスの広場に多くの市民を呼び集め、彼らは歌い、踊り、花火を上げて選挙結果を歓迎しました。 

パス氏は選挙勝利後、「ボリビアは国際舞台での地位を取り戻しつつある」と述べ、ドナルド・トランプ米大統領から祝辞を受け取ったと語りました。結果発表後、パス氏の副大統領候補であるエドマンド・ララ氏は、困難な選挙戦を経て「団結と和解」を訴えました。 

エボ・モラレス前大統領の指導の下、ボリビアは左傾化を進めました。エネルギー資源を国有化し、ワシントンとの関係を断ち切り、キューバ、ベネズエラ、その他ラテンアメリカの左派勢力と中国、ロシアとの同盟を強化しました。 

パス氏(58歳、元大統領の息子)は、経済改革において「皆のための資本主義」を公約しました。これには、地方分権化、低税率、財政規律、そして継続的な社会支出が含まれます。彼は、自身の統治スタイルが「合意」に基づくものになると発表しました。議会で党が過半数を占めることはないため、法案を通過させるためには譲歩が必要となるでしょう。 

Don't Miss

日本、高市氏が連立合意署名後、「大きな一歩、安定が極めて重要」

(Adnkronos) – 「本当に大きな一歩です」。これは、自由民主党(LDP)を率いる初の女性であり、維新の共同代表で大阪府知事でもある吉村洋文氏との連立合意署名後、日出ずる国の初の首相となる準備を進めている高市早苗氏が述べた。「安定した政治が重要です」と高市氏は共同通信が報じた声明で付け加えた。   「日本の経済を強化し、将来の世代に責任を持てる国として日本を再構築するために、皆さんと協力できることを楽しみにしています」と彼女は続けた。   ドナルド・トランプ氏の訪問を待つ日本で、国会議員は新しい首相を選ぶことになっている。彼は、9月に自由民主党の指導者としての、そして事実上の政府の指導者としての辞任を発表した石破茂氏の後任となる。 …