(Adnkronos) – 韓国と北朝鮮の間の緊張は依然として高いままだ。北朝鮮の商船が、平壌が認めていない事実上の海上境界線である黄海の北方限界線(NLL)を一時的に越えた後、韓国軍が警告射撃を行った。韓国の聯合ニュースが報じたもので、このような事件は3年ぶりだという。
韓国軍の発表によると、すべては現地時間午前5時ごろ、韓国の白翎島(ペンニョンド)付近で発生した。北朝鮮の港を出発した商船は、NLLの南5キロまで進んだとされる。
韓国軍は、商船がNLLに接近した際に無線で警告信号を送り、北朝鮮の船が事実上の境界線を越えた際には韓国海軍の部隊が約60発の警告射撃を行ったと明らかにしている。約1時間後、状況は正常に戻ったという。