(Adnkronos) – ロシアとイランは、イスラム共和国に小規模原子力発電所を建設するための了解覚書に署名した。ロスアトムは、ロシアの国営原子力会社ロスアトムの社長、アレクセイ・リハチェフと、イラン原子力庁の長官、モハンマド・エスラミがモスクワで協定に署名したと発表した。ロスアトムはこのプロジェクトを「戦略的」と表現した。
イランの副大統領でもあるエスラミ氏は、地元メディアに対し、この覚書は8つの発電所の建設を想定しており、2040年までに原子力発電で20ギガワットの発電量を達成することを目標としていると説明した。
年間の最も暑い時期に電力不足に悩まされているイランは、現在、南部の都市ブシェールに1つだけ原子力発電所を稼働させている。これはロシアによって建設され、約1ギガワットの発電能力を持っている。