(Adnkronos) – NATO加盟国であるデンマークは、ロシアに対する抑止力として、初めて長距離精密兵器の取得を目指している。この発表は、メッテ・フレデリクセン首相、トロールス・ルンド・ポールセン国防相、そしてラーシュ・ロッケ・ラスムセン外相によって行われた。しかし、時期を含め、詳細は明らかにされていない。
フレデリクセン首相は、デンマークの「防衛政策におけるパラダイムシフト」について語った。目標は、デンマーク、そしてNATO全体に対する潜在的な攻撃に対する信頼できる抑止力を保証することだと述べた。首相は、ロシアが脅威であるとはいえ、情報機関の評価ではデンマークに対する差し迫った軍事攻撃の危険性は示されていないことを強調した。
3年前の2月24日に開始されたロシアによるウクライナへの大規模侵攻によって引き起こされた紛争が続く中、デンマークは防衛能力を強化している。現在、精密兵器の分野が評価される予定だ。ルンド氏によると、「敵」の領土にあるミサイル発射場などの目標に到達できるミサイルやドローンが検討される可能性がある。