(Adnkronos) – ポルトガル検察は、リスボンのケーブルカーで発生し、15人が死亡、18人が負傷した事故の捜査を開始した。ポルトガル通信社ルサが報じた。「この種の状況では通例であり、法律で規定されているように、検察は捜査を開始した」と検事総長事務所が発表した声明に記されている。
ポルトガル共和国検察庁は、「証拠を保存するために、特に警察機関の指導と調整の下、管轄範囲内で必要な手続きを進めている」と声明は続けている。警察、国家運輸安全局、そして「グロリア」ケーブルカーを運行する会社も捜査を行っている。
一方、リスボンの都市交通会社であるCarrisは、Elevador da Gloriaの安全対策をすべて遵守していたと述べた。Carrisは声明の中で、特に「すべての手順が実行され、遵守されていた」と明記した。4年ごとに行われる全体的なメンテナンス手順は2022年に最後に実行され、2年ごとに行われる断続的な修理手順は2024年に実行された。同社はさらに、「月次および週次のメンテナンスプログラムと日次検査は綿密に守られていた」と強調した。
同社は、事故原因を特定するために当局と「直ちに」調査を開始したと述べた。1885年に開通したこのケーブルカーは、リスボンの観光地区の中心部にあるPraça dos RestauradoresとBairro Altoを結んでいる。