(Adnkronos) – 北朝鮮の金正恩委員長は、第二次世界大戦終結80周年を記念する北京での軍事パレードに参加する前、韓国の禹元植国会議長と握手を交わした。韓国の通信社ニューシスが報じたところによると、パレードの間、二人は離れた場所に座っていたという。「国会議長室から提供された情報によると、禹元植氏と金正恩氏はパレードの前に挨拶を交わした。二人は一緒に天安門広場の観覧席に上がったが、パレード中は反対側に座っていた」とニューシスは報じた。
同通信社によると、ソウルの国会議長は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と中国の習近平国家主席とも短い会話を交わしたという。禹元植氏はプーチン氏に対し、「ロシアで事業を展開している130社以上の韓国企業に関心を示してほしい」と要請したとニューシスは報じた。禹元植氏は、10月31日から11月1日まで韓国の慶州で開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議への参加を習近平国家主席に呼びかけた。