(Adnkronos) – 北朝鮮の金正恩委員長は、朝鮮ミサイル管理局傘下の化学材料総合アカデミー研究所を訪問し、新世代の大陸間弾道ミサイル用の炭素繊維複合材料を使用した新型固体燃料エンジンの試験結果について説明を受けた。朝鮮中央通信(KCNA)によると、金委員長は研究所を訪問し、試験結果について報告を受けた後、第二次世界大戦における中国の対日戦勝80周年記念式典に出席するため、列車で北京に向かった。
KCNAによると、「金委員長は、国防科学の主要技術開発計画に基づき、過去2年間で8回の静的点火試験を実施し、炭素繊維複合材料を用いた高推力固体燃料エンジンを開発した研究所の試験結果を把握し、エンジンの動作の信頼性と精度を確認した」という。さらに、金委員長は「将来の専門的な大量生産の基礎を築く」ことについて語ったと、KCNAは付け加えた。