(Adnkronos) – ヒズボラの指導者、ナイム・カセムは、レバノン政府に対し、イスラエルの命令に基づいて犯された「重大な過ち」であるとして、同グループの武装解除の決定を撤回するよう促した。カセム氏は「もしこの政府がこの形で続くならば、決定を撤回しない限り、レバノンの主権の受託者にはなれないだろう」と述べ、アルジャジーラの報道によると、ヒズボラは「武器を放棄しない」と改めて表明した。
ヒズボラの指導者は、「抵抗勢力はイスラエルがその目標を達成することを阻止する強力な障壁であり続け、イスラエルはレバノンにとどまることも、レバノンを通じてその拡張計画を実現することもできないだろう」と述べ、この決定は「存在しないものとして」扱うと付け加えた。先月、レバノン閣僚評議会は、米国の主導を受け入れ、年末までにヒズボラの軍事組織を武装解除するための計画を軍に策定するよう指示する決議を承認した。