(Adnkronos) – 米国主導の反ジハード主義連合は、シリア北西部での作戦中に、アリとして知られるイスラム国グループのイラク人指導者、サラー・ヌーマンを殺害した。シリア国営テレビが報じた。同テレビは治安当局筋の話として、「イドリブ県の町アトメにある家への空爆」について言及し、ヌーマンを「シリアにおけるISIS細胞の活性化と動員に関与した最も危険な人物の一人」と表現した。
連合軍は今のところ作戦について声明を発表していない。ヌーマンが住んでいた建物の所有者を含む3人の目撃者は、AFPに対し、襲撃は真夜中過ぎに発生したことを確認し、飛行機の音と銃声を聞いたと報告した。国営テレビは、連合軍がヌーマンが母親と家族と住んでいた家に突入し、1階のバルコニーから飛び降りて逃げようとした後、銃撃戦で彼を殺害したと報じた。
匿名を希望するイラク治安筋はAFPに対し、ヌーマンは2020年にシリアのデリゾール県で連合軍の攻撃で殺害されたISIS幹部の兄弟であると語った。同じ情報筋は、この作戦はイラクの情報機関の情報によって可能になったものであり、ヌーマンの妻たちは逮捕されたと付け加えた。