(Adnkronos) – 北朝鮮は、韓国の国境にある宣伝用拡声器の一部を撤去したというソウルの主張を否定した。この明確化は、北朝鮮の指導者である金正恩氏の有力な妹である金与正氏によるもので、KCNAが発表した声明の中で、韓国軍の声明に異議を唱え、平壌は拡声器を「撤去したことはなく」、「撤去するつもりもない」と述べた。金正恩氏の妹は、「韓国との関係改善を望んでいないことを何度か明確にしてきた」と述べ、この立場は「将来、憲法に明記される」と繰り返した。
ここ数日、ソウルは、韓国が「沈黙」させた後、北朝鮮が国境で使用されていた宣伝用拡声器の一部を撤去したことを知らせていた。韓国は、北朝鮮からゴミでいっぱいの風船が打ち上げられたことに対抗して、平壌との関係において「タカ派」であるユン・ソンニョル大統領(現在は解任)の決定により6年間「中断」した後、2024年6月に住民の抗議(彼らは一日中、しばしば夜も「騒音」を訴えている)の中で「再点火」した。その後、6月に、新大統領のイ・ジェミョン氏は、軍が「朝鮮半島の信頼を回復し、平和を達成するための」動きと呼んだものの中で、放送の中断を命じた。