(Adnkronos) – コロンビア検察庁は、ミゲル・ウリベ上院議員兼大統領候補の殺害に関与した4人を加重殺人罪で起訴した。ウリベ氏は、ボゴタ郊外での選挙イベント中に襲撃を受け、2カ月間の入院の末、月曜日に死亡した。「検察庁は、6月7日にボゴタ西部で発生したミゲル・ウリベ・トゥルバイ上院議員兼大統領候補の暗殺の計画と実行に関与した疑いのある4人を加重殺人罪で起訴した」と声明は述べている。
起訴されたのは、襲撃の首謀者とされるホセ・アルテアガ・エルナンデス別名「エル・コステニョ」、ウリベ氏を銃撃した15歳のクリスチャン・ゴンサレス・アルディラ、事件の凶器であるグロックの拳銃を少年に渡したキャサリン・アンドレア・マルティネス別名「ガブリエラ」、襲撃後に「エル・コステニョ」と「ガブリエラ」を車で運んだとされるウィリアム・フェルナンド・ゴンサレス・クルスである。検察庁はまた、新たな証拠を得た後、マルティネスとゴンサレス・クルスを「加重共謀罪」で起訴した。
「これら4人は、犯罪への関与の可能性に基づき、様々な罪で正式に関連付けられており、引き続き拘留されている」と当局は述べたが、襲撃に「関与した他の人物を特定する」ために捜査は継続されている。ミゲル・ウリベ・トゥルバイ氏は、6月7日に首都ボゴタのフォンティボン市で開催された選挙イベント中に頭部と脚に銃撃を受け、その傷がもとで死亡した。ウリベ氏の母親は弁護士兼ジャーナリストで、1990年にメデジン・カルテルに誘拐され、ウリベ氏が5歳の1991年に救出作戦中の悲劇的な事故で死亡した。