イラン:エジプト、テヘランとIAEAの亀裂修復に尽力

13 Agosto 2025

(Adnkronos) – エジプトは、テヘランがウィーンに拠点を置く国際原子力機関(IAEA)との協力を縮小するという決定によって引き起こされた、イランとIAEAの間の亀裂の修復に向けた取り組みを加速させている。テヘランは、IAEAがイスラエルと米国によるイスラム共和国の核施設への攻撃に対して沈黙を守っていると非難している。地元メディアによると、エジプトのBadr Abdelatty外相は昨日、イランのAbbas Araghchi外相とIAEAのRafael Grossi事務局長とそれぞれ会談を行った。 

エジプト外務省の声明によると、Abdelatty氏はこれらの2つの会談を、地域における緊張緩和とイランとIAEAの協力再開に向けたカイロの取り組みの一環として行った。 

Araghchi氏との会談で、Abdelatty氏は外交的手段を追求し、イランの核計画に関する対話を再開するための条件を整備し、相互の信頼を強化し、地域の安定を促進することの重要性を強調した。Grossi氏との会談では、エジプトの外交官は、イランの核問題の最新の進展と、地域の国の利益のために原子力の平和利用に関する協力を強化する方法について話し合った。 

Don't Miss

タイ・カンボジア:国境での緊張後、中国が仲介を申し出る

(Adnkronos) – 中国は、過去数十年で最も深刻な国境紛争の後、タイとカンボジアの関係修復に協力を申し出た。この発表は、雲南省で開催されたメコン地域会議の傍らで、中国で3カ国の外相が会談した際に行われた。  先月、東南アジアの2つの隣国間の国境紛争が再び勃発し、砲撃や歩兵の衝突に発展し、少なくとも43人が死亡、30万人以上が避難民となった。5日間の暴力の後、ドナルド・トランプ米国大統領の介入もあり停戦が成立し、先週、マレーシアで防衛当局者間の協議が行われた結果、延長された。  「中国は、双方の意思に基づき、必要な支援を提供する用意がある」と王毅外相は北京の声明で述べた。タイのマリス・サンギアンポンサ外相は、中国の仲介の役割に感謝し、国境地帯の地雷除去においてプノンペンとの協力を強化するよう要請した。停戦は維持されているものの、タイの兵士数名が爆発物の爆発で負傷しており、最近の設置をめぐって両政府間で争われている。 …