ロシア:ドゥーマ、インターネット規制強化法案を承認、「過激派」検索に罰金

17 Luglio 2025

(Adnkronos) – ロシアのドゥーマは、インターネット利用に対する統制を大幅に強化する新法を、最も重要な二回目の審議で承認した。この措置は、当局によって「過激派」と見なされるコンテンツをオンラインで検索した者に対して、最高5,000ルーブル(約60ユーロ)の罰金を科すことを規定している。標的となっているものの中には、反体制派のアレクセイ・ナワリヌイ氏が設立した反腐敗財団など、権力に批判的なリソースも含まれている。 

さらなる修正案は、ロシアでブロックされているサイトへのアクセスを可能にするツールであるVPNサービスを宣伝する者に対する制裁を導入しており、この場合の罰金は最高50万ルーブル(約6,000ユーロ)に達する可能性がある。ただし、VPNサービス自体はまだ禁止されていない。独立系メディアは近年で最も厳しいデジタル規制だと報じているが、この法律の推進派は、これはユーザーに対する大規模な迫害ではなく、主にアクセスプロバイダーと技術サービスを対象とした措置であると主張している。この法案は、施行される前に連邦院の承認とウラジーミル・プーチン大統領の署名が必要となる。 

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(Adnkronos) – フィリピンでは、台風カルマエギによる被害が引き続き悪化しており、国家災害管理庁によると、死者は91人、行方不明者は75人、避難者は43万人以上となっています。ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島の24の州を襲ったこの台風は、洪水、地滑り、インフラへの深刻な被害を引き起こしました。最も被害が大きかったのはセブ州で、49人の死亡が確認されています。偵察活動に従事していたヘリコプターの墜落により、兵士6人が死亡しました。  最大風速140キロ、突風が170キロに達したこの台風は、北西に進んでおり、明日までにフィリピンを離れ、ベトナムに向かうと予想されています。数十便のフライトがキャンセルされ、約3000人の乗客が港に足止めされており、セブ島と中央ビサヤ諸島の広範囲で停電が続いています。 …