(Adnkronos) – ムーランルージュの羽根車が、崩壊から1年を経て修復され、再び回転するようになりました。フランスで最も有名なキャバレーであるモンマルトルにあるムーランルージュの前で、90人の一座が屋外でカンカンを踊り、この出来事を祝う盛大な祝賀会がパリで行われました。12メートルの羽根車は昨年4月に機械の故障により崩壊しましたが、負傷者は出ませんでした。パリ市長アンヌ・イダルゴ氏は、キャバレーを首都の文化的遺産の重要な一部と呼び、修復を約束していました。
「ムーランルージュの羽根車は常に回転していたので、このパリのシンボルをパリ、フランスに返し、以前の状態に戻す必要がありました」と、キャバレーのゼネラルマネージャーであるジャン=ヴィクトル・クレリコ氏は述べています。羽根車は現在、毎日16時から2時まで回転します。1889年に設立されたムーランルージュは、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックなどの芸術家の絵画に描かれた有名なカンカン踊り子とともに、世紀末のパリのナイトライフの世界的なシンボルとなりました。