(Adnkronos) – ロシアの放送局Rtviは、サヘル地域の国マリの主要プロバイダーであるMalivisionの支援を受けて、マリでの放送を開始する。「マリへのチャンネル進出は、アフリカにおける当社の地位を強化し、新たな拡大の展望を切り開く」と、同放送局のグローバル配信ディレクターであるAndrei Popovは述べ、この地域の現地事業者との協力を深める計画を明らかにした。Rtviは、RostecのディレクターであるSergei Chemezovが率いている。Rostecは、ドレスデンでウラジーミル・プーチンとKGBに所属していた防衛企業のロシアの公共コングロマリットである。同放送局は、Rostecといくつかの合弁事業のパートナーであるイスラエルの起業家Aaron Frenkelの資金援助を受けて2017年に再開され、現在はアルメニア出身のアメリカ人起業家Mikaek Israelyanによって管理されているが、Proektの調査によると、再開計画はChemezovによるものだという。近年、ロシアは特に軍事レベルでサヘル諸国へのプレゼンスを拡大している。
マリ:ロシアのテレビ局Rtviが現地放送開始
