オーストラリア:ツバル、国民の3分の1が「気候ビザ」を申請

27 Giugno 2025

(Adnkronos) – ツバルの人口の3分の1以上が、6月16日に開始された他に類を見ないプログラムの一環として、オーストラリアへの永住を可能にする「気候ビザ」の申請を済ませています。総人口10,600人に対し、1,124件の申請が提出されており、これには家族を含む合計4,052人のツバル国民が含まれています。 

「パシフィック・エンゲージメント・ビザ」と呼ばれるこのプログラムは、永住権と、メディケア、育児手当、公立教育などのサービスへのアクセスを付与します。しかし、利用可能な枠は年間わずか280で、無作為抽選で割り当てられるため、システムは非常に競争が激しくなっています。2025年の申請は7月18日まで受け付けられ、費用は25豪ドルです。 

この新しいビザは、2024年にオーストラリアとツバルの間で締結された「ファレピリ連合」協定の一環であり、この協定では、自然災害や緊急事態の場合にキャンベラが群島を防衛することも約束されています。NASAの予測によると、2050年までにツバルの領土の大部分は高潮によって水没するでしょう。「初めて、ある国が気候変動の壊滅的な影響にもかかわらず、別の国の将来の主権を承認することを約束しました」と、フェレティ・テオ首相は述べています。 

Don't Miss

米国、ブラウン大学銃乱射事件後、グリーンカード抽選の即時停止

(Adnkronos) – 米国国土安全保障長官クリスティ・ノエムは、毎年移民率の低い国の市民に最大5万5千のビザを割り当てる米国の連邦プログラムであるダイバーシティビザプログラムの即時停止を命じました。このプログラムは、ブラウン大学での銃乱射事件の容疑者であり、MITの教授を射殺したとされる男が恩恵を受けていたものです。  「ブラウン大学での銃乱射事件の犯人であるクラウディオ・マヌエル・ネベス・ヴァレンテは、2017年にダイバーシティビザ(DV-1)プログラムを通じて米国に入国し、グリーンカードを付与されました。この凶悪な人物が我が国に入国することを決して許すべきではありませんでした」と長官はXに投稿し、プログラムの停止を命じました。「私は直ちにUSCIS(米国市民権・移民サービス)に対し、この悲惨なプログラムによってこれ以上のアメリカ人が犠牲になるのを防ぐため、DV-1プログラムを停止するよう命じます」とノエムは述べました。 …