(Adnkronos) – 衛星画像は、金正恩氏の目の前で、新しい軍艦の進水式中に北朝鮮で発生した「重大な事故」の規模を示しています。BBCが報じた画像には、青いシートで覆われた船が横倒しになっている様子が写っています。船の一部は埠頭にあるように見えます。北朝鮮の指導者はこれを「犯罪行為」と呼び、今朝、北朝鮮のKCNA通信社は調査開始を発表しました。北朝鮮側からは、損害の程度や、チョンジン港で発生した事故による死傷者に関する明確な情報は依然として得られていません。
今朝、KCNAは、北朝鮮によると初期の報道よりも損害は少ないと報じ、船体には穴が開いていないものの損傷を受けていると明言しました。同通信社は、「船尾区画に一定量的海水が流入した」ことを認め、駆逐艦の側面を修復するには10日ほどかかると述べています。造船所の責任者であるホン・キルホ氏が事情聴取のために召喚されたと、同通信社はさらに報じています。
金氏にとって、この事故は「絶対的な怠慢」と「無責任な誤り」による「犯罪行為」でした。昨日、北朝鮮の指導者は、6月に予定されている与党中央委員会本会議までに駆逐艦を完成させるよう、記録的な速さでの作業を命じました。しかし、CNNが強調したように、アナリストたちは、新たな進水式までに金氏が課した作業期限を守ることは事実上不可能だと考えています。