台湾の頼清徳総統は、中国との平和的な対話を改めて表明し、「戦争に勝者はいない」と述べた。

20 Maggio 2025

(Adnkronos) – 頼清徳台湾総統は、就任1周年を記念する演説で、中国との平和的な対話へのコミットメントを改めて表明し、「戦争に勝者はいない」と述べた。同時に、台湾の防衛力強化の必要性を強調した。「平和には代え難い価値がある。しかし、夢や幻想を抱くことはできない。危険だ」と述べた。 

台北の大統領府で記者団と会った頼氏は、「台湾は、相互に尊厳を尊重するという条件の下で、中国との交流と協力を歓迎する。包囲の代わりに交流を、対立の代わりに対話を使う必要がある」と強調した。 

中国は常に頼氏を「分離主義者」と呼び、対話の提案を拒否してきた。一方、頼台湾総統は、中国の台湾に対する領有権主張を拒否し、台湾の将来は台湾の人々が決定すべきだと考えている。 

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フィリピン、台風カメギにより少なくとも66人死亡、ベトナムへ向かう

(Adnkronos) – フィリピンにおける台風カメギによる死者数は少なくとも66人に上り、現在、南シナ海を通過中で、やや勢力を増しながらベトナムに向かっており、木曜日の夜に上陸すると予測されています。ハノイ政府は最悪の事態に備えるよう述べ、声明で「これは非常に強い台風であり、南シナ海に入ってからも勢力を増し続けている」と発表しました。  一方、最も被害の大きかったフィリピンのセブ州では、住民が台風が残した破壊に直面しています。家屋は瓦礫と化し、道路はがれきで埋め尽くされ、生活は一変しました。さらに、台風カメギは、マグニチュード6.9の地震が同州北部を襲い、数十人が死亡し、数千人が避難を余儀なくされてからわずか1ヶ月余りでセブを襲いました。66人の犠牲者の中には、ミンダナオ島アグサン・デル・スルで人道支援任務中にヘリコプターが墜落したフィリピン軍兵士6人も含まれています。災害対策機関は、26人の行方不明者と10人の負傷者を報告しています。 …