(Adnkronos) – スーザン・レイ氏は、80年以上の歴史を持つオーストラリア自由党初の女性党首となる。レイ氏は、5月3日の選挙で党を壊滅的な結果に導いたとされるピーター・ダットン氏の後任として、野党党首に就任する。選挙ではアンソニー・アルバニージー首相が再選を果たし、労働党はこの数十年で最高の結果の1つを達成した。
ナイジェリアで生まれ、英国人の両親のもとアラブ首長国連邦で育ったレイ氏は、10代の頃にオーストラリアに移住した。政界入りするために英国籍を放棄し、2001年に国会議員になったキャリアを歩み始めた。それ以来、保健大臣や環境大臣などの要職を歴任し、ピーター・ダットン氏の副官も務めた。今日、彼女はダットン氏からバトンを受け継ぎ、自由党を率いる。