(Adnkronos) – セルゲイ・ネチャエフ駐ドイツ・ロシア大使は、1945年4月25日に米ソ両軍がエルベ川で会合したドイツ東部の都市トルガウで、第二次世界大戦の出来事を記念する式典に2度目の参加をする予定である。ロシア大使館の広報担当者はDpaに対し、ネチャエフ氏が市の招待を受け入れ、金曜日のイベントに参加すると述べた。
トルガウ市の職員は、正式な招待状は発行しておらず、2月に複数の大使館に通知しただけだと明言した。モスクワも発言を求めたが、市当局の責任者は「ロシアにプラットフォームを提供する」ことを望まないと述べ、拒否した。先週、ネチャエフ氏はベルリン東部のゼーロウ高地にある慰霊碑を訪れた。1945年4月16日から19日にかけて、そこで10万人のドイツ兵と100万人のソ連兵が対峙する戦闘が行われた。
ドイツ外務省は、連邦政府、州政府、地方自治体の記念式典にロシア代表を招待することは、モスクワがウクライナに対する戦争を正当化する機会になることを懸念し、控えるよう勧告した。ドイツ連邦議会は、5月8日にベルリンで開催される第二次世界大戦終結の主要な記念式典からロシアとベラルーシを除外することを決定した。