(Adnkronos) – 数か月前にオーストラリア東部のビーチに現れた「球体」の謎は、ほぼ解決したようだ。人々を警戒させ、国際的なメディアの注目を集めていた。多くのビーチが閉鎖された。現在では、廃水処理施設から流れ着いたゴミである可能性が浮上している。少なくとも、象徴的なマンリービーチでさえ、10月から1月の間に海岸線に沿って「白灰色で、しばしば暗い色の球状のゴミ」が出現したため閉鎖された後、地元当局から発表された内容から、そのように考えられる。
シドニーがあるニューサウスウェールズ州の環境保護庁(EPA)は、原因究明のために調査を行い、球体はシドニーウォーターの処理施設から来ている可能性が高いと結論付けた。EPAは、科学的・技術的な調査の結果、ゴミの組成と処理施設から採取したサンプルとの間に類似性が認められたと発表した。専門家たちは、球体の発生源を特定し、「事故」の原因を突き止めるために、引き続き調査を進めている。検査の結果、ゴミには脂肪酸、石油系炭化水素、有機物、無機化合物が含まれていることが明らかになった。