(Adnkronos) – 韓国の憲法裁判所は、韓悳洙首相の弾劾を却下し、同首相を大統領代行に復帰させました。聯合ニュースが報じたところによると、韓氏は昨年12月、尹錫悦大統領が職務停止となり、戒厳令を宣言しようとした後、国会から弾劾訴追されたことを受けて、大統領代行に就任しました。しかし、韓氏はわずか2週間で、議員らが弾劾訴追の投票を行うまでしかその職にとれませんでした。それ以来、韓国は崔相穆副首相が率いてきました。
大統領代行に就任して間もなく、韓氏は憲法裁判所の新たな判事の任命を阻止しました。野党は、これによって尹氏が弾劾される可能性が高まると期待していました。しかし、裁判官は7対1で弾劾を却下することを決定しました。「賢明な判断を下してくれた憲法裁判所に感謝します」と韓氏は判決発表後に述べました。「政府の秩序回復のために尽力します」。