(Adnkronos) – カナダはドナルド・トランプ米大統領への対抗措置として、4日から米国からの輸入品に対し、25%の関税を課す。トルドー首相は3日夜に声明を発表し、「30日間の猶予期間後、米政府はカナダからの輸出に対し25%、エネルギー資源に対し10%の関税を課すことを決めた。こうした措置には正当な理由はない」と批判した。
その上で「カナダは、正当な理由のないこうした決定に、対抗措置を取らずに許すことはしない」と表明。「米国の関税措置が発動されれば、カナダは直ちに300億ドル相当の米国製品に対し25%の関税を課す報復措置を取る。対象は21日以内に1250億ドル相当に拡大する」と述べた。また、こうした措置は「トランプ政権が決定した措置が撤回されるまで継続する」と強調した。