(Adnkronos) – オーストリア国民党(ÖVP)と社会民主党(SPÖ)は、連立政権の可能性に向けた協議を開始したが、当初から両党を隔てる違いについて警告している。
保守派と社会民主党の両方が、国営放送ORFに対し、この接触を確認したが、協議の内容に関する詳細は公表されていない。ÖVPのクリスチャン・ストッカー党首とSPÖの仲間であるアンドレアス・バブラー党首が出席している。
今回の接触は、極右政党である自由党(FPÖ)とÖVPの協議が、特に外交政策と仮定上の政府における大臣ポストの配分をめぐる意見の相違により決裂してからわずか数日後のことである。
9月に行われた総選挙から4カ月半が経過した現在、オーストリアはまだ政府を樹立できていない。総選挙では極右が勝利し、FPÖが57議席を獲得、次いで保守派(51議席)、社会民主党(41議席)となった。