(Adnkronos) – ドイツは2月23日に連邦議会(下院)を刷新するための総選挙を行います。投票は前回の選挙から4年後の9月28日に予定されていましたが、国内で勃発した政治危機の結果、2月に前倒しされました。この危機は、11月6日にオラフ・ショルツ首相率いるSPD(社会民主党)、FDP(自由民主党)、緑の党による連立政権(信号連立)が崩壊したことで頂点に達しました。ショルツ首相がFDP所属のクリスチャン・リンドナー財務相を解任し、FDPの閣僚が連立政権から離脱したことがきっかけでした。12月16日、ショルツ首相に対する信任投票は賛成207票、反対394票、棄権116票で否決され、総選挙の前倒しが決まりました。退任する首相は、暫定政権である少数派政権の指導者を務めています。
ドイツ:10日後に総選挙、11月に政府危機
