NATO:ルッテ氏、「防衛費はGDP比2%をはるかに上回るべき」

23 Gennaio 2025

(Adnkronos) – NATO加盟国は「防衛により多くの資金を投入する必要がある。一部には、過去数十年のように資金を費やすことを懸念する声もあるが、そうではない。我々はより多く支出する必要がある。現在、我々はGDPの約2%を費やしているが、それよりはるかに多く支出する必要がある」。NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムに参加し、世界のテクノロジーに関するセッションでこの点を改めて強調した。 

昨日、欧州委員会のアンドリウス・クビリウス委員(防衛担当)は、欧州諸国はGDPの5〜6%に相当する額を防衛費に充てるべきだと述べた。イタリアやスペインなど、NATOのいくつかの加盟国は、2%を大幅に下回っている。 

ルッテ氏はまた、「今日、戦争の遂行方法を大きく変えているのは、ドローン技術である。現在、400ドルのウクライナのドローンが、数百万ドルのコストがかかるロシアの戦車を攻撃することができる。我々はバルト海で無人船舶技術を使用している。AIもまた変革をもたらすだろう」と指摘した。しかし、欧州では「十分な生産を行っておらず、イノベーションのペースが遅すぎる。新しい技術の展開には、完璧さではなく、スピードが不可欠だ」。 

Don't Miss

ドイツ:バイエルン州のエネルギー会社で刃物による襲撃、1人死亡2人負傷

(Adnkronos) – ドイツ南部、テューリンゲン州との国境にあるバイエルン州メルリッヒシュタットの電力会社Uberlandwerke Rhon社内で発生した刃物による襲撃事件で、女性1人が死亡、他に2人が負傷した。ビルト紙によると、加害者は21歳のドイツ人男性で、同社の従業員であり、逮捕された。  犠牲者は59歳で、首を含む上半身に複数の傷を負っていた。他に55歳と62歳の従業員2人が重傷を負った。捜査当局は加害者の自宅を家宅捜索しているが、動機についてはまだ分かっていない。 …