(Adnkronos) – イスラエル最高裁判所は、国家治安相のイタマール・ベン・グヴィル氏の警察に対する統制力を強化するはずだった新法の一部を却下しました。しかし、極右の同氏に対し、警察の捜査活動の「基本的な優先事項」を策定することを認める法案の一部は承認されました。
一方で、ベン・グヴィル氏に警察に対する「一般的な権限」を与え、「優先事項、プログラム、一般的な指示」を含む「警察の活動の政策と原則を策定する」ことを認める法案は、5対2の賛成多数で承認されませんでした。
極右のベン・グヴィル氏は、最高裁の決定に対し、「大臣から権限を奪った」と述べ、直ちに反発しました。「司法は再び国民と有権者の意思に背を向けた」と付け加えました。