(Adnkronos) – ドナルド・トランプ氏が麻薬取締局(DEA)の長官に任命したフロリダ州の保安官、チャド・クロニスター氏は、その任命を辞退した。クロニスター氏自身がXへの投稿で発表したもので、「この重要な責任の重大さ」を熟考した結果、ヒルズボロ郡の住民のために「まだ多くのことができる」と判断したと述べている。
辞任は、クロニスター氏がパンデミック中にコロナ対策とプロトコルを適用したとして、共和党内のトランプ支持の極右勢力であるMAGAの支持者から攻撃された後に行われた。ケンタッキー州選出のトーマス・マッシー下院議員は投稿で、一部からは真の共和党員でもトランプ支持者でもないとの accusation も出ている保安官の辞任を「喜ばしい」と述べ、この出来事を振り返った。
トランプ氏は土曜日、フロリダの政治家の敵であるクロニスター氏の任命を発表し、「国境を確保し、南の国境からのフェンタニルやその他の違法薬物の流入を阻止する」ために働くことになると述べていた。保安官とトランプ氏のつながりは、妻のニコール・デバーソロ氏を通じてである。ニコール氏は、NFLチーム、サンフランシスコ・フォーティナイナーズの元オーナーであるエドワード・デバーソロ・ジュニア氏の娘であり、トランプ氏は彼に対し、1998年の贈収賄事件の司法取引を取り消し、大統領就任中に恩赦を与えている。