(Adnkronos) – シリア北部の都市アレッポ県で発生した、ダマスカス軍とジハード主義者との衝突による死者が57人に増加しました。これは、シリア人権監視団が報じたもので、犠牲者の中には、ハイアット・タハリール・アル・シャーム(HTS、旧アルカイダ系シリア組織)の戦闘員26人と兵士31人が含まれているとのことです。ロンドンに拠点を置く同監視団によると、衝突は、ジハード主義者とその同盟組織が軍隊に対して攻撃を開始した後に発生し、軍隊はロシアの戦闘機による支援を受けた空軍の介入を余儀なくされました。
ハッサン・アブデル・ガニ大佐(現在進行中の作戦の広報担当)がシリアのテレビに語ったところによると、反乱軍(イドリブに拠点を持つHTSおよびその他の反政府勢力)は、ダラト・イッツァ、アタリブ、カブタン・アル・ヤバルなど、アレッポ近郊の農村部のさまざまな戦略拠点を掌握することに成功しました。監視団は、ジハード主義者が都市からわずか10キロメートルほどの地点に位置していると主張しています。ここ数時間にわたって行われた大規模攻撃は、4年前にウラジーミル・プーチン・ロシア大統領とレジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ大統領がイドリブ県での停戦を発表して以来、最大規模のものです。