ルカシェンコ大統領が非難「バクーには気候危機の責任者がいない」

12 Novembre 2024

(Adnkronos) – ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、アゼルバイジャンのバクーで開催中の国連気候変動会議(COP29)を欠席した先進国の首脳を批判し、気候危機は世界で進行中の紛争によって悪化していると強調した。 

「この事態の責任者が不在である」と、ルカシェンコ大統領はバクーでの会談2日目に行った演説で非難した。ルカシェンコ大統領は特にフランスのエマニュエル・マクロン大統領を取り上げ、地球温暖化を1.5度に抑える努力を継続することで歴史的合意が成立したのは2015年にパリで行われたことであると指摘した。マクロン大統領は、バクーサミットを欠席した多くの首脳の一人に過ぎない。米国大統領ジョー・バイデン氏、ドイツ首相オラフ・ショルツ氏、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ氏なども欠席している。  

ルカシェンコ大統領は、地球温暖化に関して自国には何ら恥じることはなく、ベラルーシは気候に関するすべての義務を果たしていると述べた。「中東では戦争、ウクライナでは戦争、イエメン南部では戦争が起きており、世界では50以上の紛争が起きており、気候に深刻な影響を与えている」と、ベラルーシ大統領は説明した。 

Don't Miss

ノーベル賞、マチャド氏は授賞式に出席せず

(Adnkronos) – ベネズエラの野党指導者でノーベル平和賞受賞者のマリア・コリーナ・マチャド氏は、本日オスロで予定されている授賞式には出席しない。ノーベル研究所が発表した。   昨日、予定されていた記者会見を中止したマチャド氏は、授賞式には娘のアナ・コリーナ・ソーサ・マチャド氏が代理で出席する。   「彼女の娘であるアナ・コリーナ・マチャドが母親に代わって賞を受け取るだろう」と、ノーベル研究所所長のクリスティアン・ベルグ・ハルプヴィケン氏はノルウェーのラジオ局Nrkに語り、さらにこう付け加えた。「マリア・コリーナ自身が書いたスピーチを娘が読み上げるだろう。」  ハルプヴィケン氏は、マチャド氏が現在どこにいるのか知らないと述べた。「彼女が正確にどこにいるのかは分かりません」。ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領政権の抑圧的な性質を考えると、マチャド氏がどこにいてどのように動いているかを知る人はほとんどいない、とハルプヴィケン氏は説明した。 …