ロシア:カナダを破壊工作で非難、モスクワは大使館のナンバー2を召喚

8 Novembre 2024

(Adnkronos) – ロシア外務省は、カナダ政府による破壊工作の告発を受けて、「ロシアに対する挑発行為」に対する措置の可能性を通知するため、在モスクワカナダ大使館の「ナンバー2」を召喚した。同省は、ロシアがNATO諸国を攻撃する意図があるとされる告発は「虚偽」に過ぎないと強調し、声明を発表した。「在モスクワのカナダ外交使節団の副団長が召喚され、NATO諸国に対する『ロシアによる破壊工作』計画の疑いに関する虚偽の告発に関連する公式な覚書が手渡された」と、ロシア外務省は述べた。 

モスクワは、ロシアの諜報機関がカナダを含むNATO諸国への爆発物が入った小包の発送キャンペーンを画策したという西側の告発を退けるため、カナダの外交官を召喚した。今年の夏にイギリスとドイツのDHL倉庫で一連の火災が発生した後、ロシアは民間航空機を使って爆発物を送る計画の黒幕であると非難された。今週初め、カナダのメディアは、ポーランドとリトアニアが米国とカナダへの貨物便で爆発物を詰めた小包を送信しようとした試みに関する調査の結果、数人を逮捕したと発表した後、オタワがロシア当局に懸念を表明したと報じていた。 

 

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台湾:海軍艦艇と中国漁船が衝突

(Adnkronos) – 台湾中部沖で27日未明、台湾海軍の艦艇と中国漁船が衝突した。この事故による負傷者は出ていないが、責任を明らかにするため調査が開始された。  台湾海軍艦隊司令部の発表によると、衝突は現地時間午前0時38分、台中市の沿岸都市から約45海里(72.5キロメートル)の地点で発生した。関係する軍艦は、中和級戦車揚陸艦で、原因はまだ不明だが、中国国旗を掲げた船舶と衝突した。台湾当局は、双方の乗組員に負傷者はなく、軍艦の損傷も航行の安全を脅かすものではないことを確認した。しかし、事故の正確な状況を特定するため、調査が開始された。  海軍艦隊司令部は、調査は「関連する規制に従って完了し、責任を明確にする」と述べた。現時点では、中国当局からこの事故に関する公式な声明は発表されていない。この衝突は、台湾と中国の間の海洋における緊張が高まっている中で発生したものであり、台湾周辺海域における中国船舶の存在と主権をめぐる論争が続いている。今回の事件が外交問題に発展するのか、それとも単独の事件として処理されるのかは、まだわからない。 …