(Adnkronos) – 韓国は、北朝鮮軍のロシアへの配備を受けて、ホークミサイルまたはその他の軍事装備をウクライナに送る可能性を検討していると、与党「国民の力」のユ・ヨンウォン議員は述べた。 アメリカ製のホークミサイルは射程40キロで、韓国では国産の天弓の取得に伴い2022年に退役した。 一方、尹錫悦大統領は、北朝鮮軍が予定より早く前線に送られる可能性があると非難しており、ソウルはこのシナリオを「深刻」であるとみなし、国際社会の「断固たる団結した対応」が必要になると述べた。 サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙が韓国政府筋の話として報じたところによると、ウクライナの特使が近くソウルを訪問し、韓国との協力について協議する予定だという。 これまでキーウへの人道支援とポーランドへの武器供与にとどまっていたソウルは、キーウへの武器供与の可能性を示唆していたが、それはあくまでも防衛目的のものだった。 韓国大統領府筋は、ソウルはウクライナに殺傷兵器を供与する予定はなく、まずは防衛兵器の供与のみを検討すると明言している。