ドイツ:メルツ氏、「首相になればショルツ政権のような男女平等内閣は作らない」

16 Ottobre 2024

(Adnkronos) – フリードリヒ・メルツ氏が首相になれば、閣僚ポストにおける男女平等を保証するために行われてきたこれまでの政府の措置は廃止されるだろう。「前連邦政府では、国防大臣があまりにもひどいことになりました」と、キリスト教民主同盟(CDU)党首であり、次期選挙でキリスト教連合(CDU/CSU)の首相候補であるメルツ氏は述べ、昨年批判の中で辞任したクリスティネ・ランブレヒト前国防相に触れた。 

メルツ氏は、テレビ局n-tvのインタビューで、ランブレヒト氏をオラフ・ショルツ首相率いる連立政権の男女平等政策の落とし穴の一例として挙げた。ランブレヒト氏は国防相として「明らかな間違い」だったと述べ、そのような間違いを繰り返したくないと強調した。「我々は女性にも恩恵を与えていないのです」とメルツ氏は述べた。同時にメルツ氏は、CDUの党組織内で女性を指導的立場に就かせることを目指していると発表し、将来の政府でも、少なくともその方向で努力すると述べた。 

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米国と中国:国防相会談が実現せず、「すべてはワシントンと台湾への武器供与のせい」

(Adnkronos) – ラオスで開催されたASEAN首脳会議を機に行われなかった米中国防相会談を巡り、両国の応酬が続いている。中国は、ワシントンによる台湾への支援を非難している。台湾は事実上独立した島だが、北京にとっては「反逆的な省」であり、「再統一」されるべき存在であり、米国は「民主主義」の名の下に防衛を支援することを約束している。  CNNが米国当局者の話として報じたところによると、ロイド・オースティン国防長官はラオスで魏鳳和(ウェイ・フェンホー)国防相との会談を希望していたが、中国は、習近平国家主席とジョー・バイデン米大統領がペルーで会談した直後に、米国が台湾に武器を売却したことを理由に、会談の申し出を拒否したという。  オースティン氏自身が昨日、記者団に対し、「残念な」決定だと語っていた。そして今朝、中国国防省の呉謙報道官は、ワシントンが今回の事態の「唯一の責任者」であるとして非難した。  中国国営新華社通信によると、呉報道官は、「米国は、台湾に武器を売却して中国の根本的な利益を損ないながら、何事もなかったかのように振る舞い、中国と軍事的接触を求めることはできない」と述べたという。   米国に対し、「誤りを直ちに正し、中国の利益を尊重し、双方のハイレベルな軍事交流のための良好な条件を作り出す」よう改めて求めた。 …