(Adnkronos) – イスラエルは、国際刑事裁判所(ICC)が5月に発부したベンヤミン・ネタニヤフ氏とヨアブ・ガラント氏に対する逮捕状は違法であるとして、正式に異議を申し立てた。外務省が発表した。
ICCのカリーム・カーン主任検察官は、戦争犯罪の容疑で、ネタニヤフ氏、ガラント氏、ハマス指導者のヤヒヤ・シンワル氏、ムハンマド・デイフ氏、イスマイル・ハニヤ氏、ディアブ・イブラヒム・アル・マスリ氏に対する逮捕状の発부を裁判所に求めていた。
イスラエルは、この問題に関する裁判所の管轄権に異議を唱えており、カーン氏がイスラエルに告発を調査する機会を与えずに裁判所の規則に違反したとも非難している。 「イスラエルのような、独立した評価の高い司法制度を持つ民主主義国家が、検察からこのような差別的扱いをされたことはない」と、オーレン・マルモルシュテイン外務省報道官は強調した。